財布いらないから!

こんにちは、よもちゃんです。

ぶっ飛んでいる友人たちの話をします。

何がすごいかというと、
何事も自発的に楽しむことで、
嫌な感情を残さないんですよね。

後腐れなくさっぱりしているので
人に好かれるだろうな〜と思います。

人生めちゃくちゃ楽しんでいて、
青春している感が半端ないです。

そんな友人たちがお盆休み中に地元に帰ってくる
ということで、
ご飯に行きました。

全員が同じ学校だったわけではなく、
ではどこで知り合ったかというと部活を通して知り合いました。

小学校一年生から高校三年生まで
剣道をしていたのですが、
先日ご飯に行った友人は全員剣道つながりです。

ほとんどの人が小学生から剣道をしてたので、
その頃から名前と顔はお互いに知っていました。

しかし、お互い別の地域のスポーツクラブなので小中学生の頃は声をかけにくいわけです。

親もいるし、対戦相手だったりもするので、友だちになりたいけど話しかけて無視されたらどうしようとか思うわけです。

高校生になると、スポーツクラブに関係なく、高校ごとのチームになるので、今までライバルだった子がチームメイトになることもあります。

市内の高校同士で練習試合をすることもありますし、

大きな大会に行くと、同じ市内の高校のチームを応援したりして、高校に関係なく仲良くなります。

同じ苦しみを乗り越えたという共通の話題があるので、学校だけのつながりの友達よりも話が盛り上がります。

特定の情報を深く狭く知っていたり特定の何かを経験していると年齢や性別関係なく仲良くなれるのでいいなあと思います。

これってかなり重要な考え方だと思っていて、学生の時に青春できなかったとしても、大人になってから取り戻せます。

自分次第では学生時代以上に楽しむこともできるんですよね。

不思議な話ですが、私の周りの人たちは、学生の頃よりも今が楽しいという人ばかりです。


脱線しすぎたので元に戻ります。


その日は男3人女2人、という感じだったのですが、

大体、同じ年代の子達でご飯に行くと割り勘になると思うんです。

さあ、ご飯も食べたしお会計しようか!

となって財布を出した瞬間、


「いやいやいや、俺たちが出すからいいって!!」


こんな風に言われました。

私から何度も、お金出すよ、と言っても聞いてくれません。

後で「 おれ達と遊ぶときは財布いらないから、てか、持ってこないで!」
と言われました。


この発言だけ見たらちゃらちゃらしているように思われるかもしれませんが、実際は車オタクの元気でアホすぎる兄ちゃんです。

こう言ってくれるのは今回だけじゃなくて、もう7年くらい同じように対応してくれています。

一番お金がなくて大変な時期にも同じような対応をしていました。

「この日のために1年間働いているんだから!」

毎年言っています。

みんなに会ってご飯を食べてワイワイお喋りするのが何よりの楽しみなんです。


あまりにも申し訳ないのでお金を出した時には、


” 自分たちが楽しくて勝手にやっていること。友だちに来てもらって自分たちはもっと楽しんでるから気にしないでただ楽しんで欲しい。 ”


ここまで割り切れる人います!?

普通は何らかの見返りを求めるようになると思うんです。

こんなにやってあげたのに、とか、自分の方が動いているな、とか。

そんな概念がないんですよね。

もちろん、誰にでも、というわけではないでしょうが、いくら大切な友達でも、そこまでできますか?と思います。

私だったら、自分ばかりお店調べてるなー、、、とかいちいち気にしていると思います。

、、、いや、ちっちゃ!!

本当に尊敬します。


おまけに、毎回車で迎えに来てくれるわけですよ。

遠くに住んでいる人も拾ってくれます。

これも、「人の運転だともどかしくなって乗っていられないんだよね 」

と言っていて、え、どこかの王子様ですか、となりました。

しかも、前日は工場勤務の夜勤明けで休まずそのまま3時間くらい運転していたりします。

この日のために一年頑張っているから死ぬ気で楽しむという気合に圧倒されます。


別の日にはバーベキューをしたのですが、その時もひたすら食材を焼き続けたり、炭の管理をしてくれるわけです。

普通は俺ばっかり焼いて疲れたとかあると思うのですが、それもなく、ハイテン
ションで焼いてみんなに分けてくれます。

もちろん、本当に疲れたら不機嫌になる前に「お前交代して!」と言って代わってもらっています。

これ、人生を楽しむために重要なことがぎっしり詰まっています。

「 何事も能動的に楽しむ 」
ということです。

俺が全力で楽しむぜ!という覚悟が半端ないです。

” 楽しくなったらいいな ”

ではなく、

” 自分が楽しい会にする!!”

なのです。


何か学ぶ際も同じで、こいつダメだな〜という人からも必ず何か学ぶことがあります。

学ぶことがないというのは、自分のアンテナの精度が低いだけです。


人間関係で裏切られた、、、とよく言う人なんかも同じです。

自分には何が足りなかったのか?相手はどんな気持ちから今回の行動をとってしまったのか?

こんな風に考えていくことで、自分にも原因があったと学ぶことができます。

たまにもらい事故のようなこともあるので、何でもかんでも100%自分が全て悪いわけではありませんが、

何か学べることはないかという視点を持つことで、人生がガラッと変わります。

自分が人生を楽しんでやる!という意識が楽しい方向に引っ張っていってくれるのだなと思いました。

ここで少し矛盾するような話になりますが、

ポジティブなふりをしていればポジティブになれるとか、
理想の自分のように振る舞っていたらそのうちそうなれる、という話がありますが、
それは体にエネルギーがあるからこそできることです。

私も何度も挑戦しましたが、エネルギーがない鬱状態の時に必死に元気なふりをして大袈裟なリアクションをとってみたりしても、かえって疲れるだけです。

私の場合、ポジティブなふりをして失敗した後は、
やっぱりダメだ、、、と余計に気持ちが暗くなっていました。

そんなことする暇があったら自分の心の声を聞いたり、体や感情を整えることに
時間を使いなさい!

と当時の自分に言いたいです。

体が整えば心も整います。

心が整えば体も整います。

そうすれば人生も好転していきます。

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